イベント主催者(地域活性化パートナー) イベント主催者
(地域活性化パートナー)
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イベント主催者

「ギフトは、物を通して相手にこちらの心を伝えるもの。」という創業者の精神を胸に、時代の波やトレンドにアンテナを張り、トレンドや情報を常にアップデートさせながら先を見据えた展示会を企画しています。主役はあくまで出展社さんと来場者さん。私たちは黒子に徹し、出展・来場のお声掛けから現場まで、その全てを自社でおこなっています。
異端の存在から日本最大の展示会に
<藤波様>株式会社ビジネスガイド社はもともと業界誌からスタートしておりまして、ギフトの業界誌を出版していく中で展示会業もスタートさせたのが1972年のことでした。その当時はまだ「ギフト団体、ギフト業界」という明確なものが無く、展示会をスタートした時の当社はいわば異端の存在だったと思います。最初は本当に小規模な展示会でした。会場も大手町に始まって、池袋サンシャイン・シティ、晴海の東京国際見本市会場、そして現在の東京ビッグサイトへと移ります。私が入社した2000年は東京ビッグサイトの東館のみで開催していましたが、それが今や東京ビッグサイト全館を使用するまでになりました。振り返ると感慨深いものがあります。
ギフト・ショーの殻を破る
<藤波様>今年の2月に初めて2週間連続開催をすることになりました。これまでのギフト・ショーではキャンセル待ちとなってしまう方も多く、ギフト・ショーに出展したくてもできないという機会損失を解消する必要がありました。とはいえ、ギフト・ショーに対する期待感は出展社さんごとに違うので、ただ大きくしていけば良いというわけでもありません。最終的には経営トップの判断で開催期間を2週間とすることになりました。その際、これまでとは違う新しいコンセプトを打ち出し、新しいマーケットをつくろうと決意し、『ギフト・ショー LIFE×DESIGN』がスタートしました。その担当メンバーの1人が来間(くりま)でした。
<来間様>ギフト・ショーはリピートの方が圧倒的に多い展示会で、出展者の約8割にのぼります。ただ、出展される方の中には新しいマーケットを探している方が多数いらっしゃいます。そこで今回は、デザインや日本のモノづくりといったこだわりを持った方の多いエリアに加え、リノベーションや素材といった新ジャンルを展開し、暮らし全体を表現・発信する展示会となりました。皆様にご満足いただけたようで、“これまでとは違う展開の仕方”やその“ヒント”を見つけられたり、あとは「これまで通りやっていたら出会えなかった人と出会えた。」といったお声をいただいたりしました。
ギフト・ショーの持つ可能性を「広げられた」という実感と共に、出展社さんと来場者さんが求めているところを新しく切り開けたというのは良かったと思います。また、私たち自身も「もっとできることがある」ことに気がつくことができました。
<藤波様>オリンピック後にはビッグサイトの規模が拡大するため、そこでしっかりと展開できるようにしたいと思っています。この2月には、エステサロンやヘアサロンさんも来場対象にしたビューティーの展示会も立ち上げていますので、業界の中で幅を少しずつ広げていく形になると思います。あとは海外展開にも力を入れており、日本の方々が世界に進出されるためのお手伝いについても意識をしています。
ギフト・ショー全体を統括するという極めて重要かつ花形のお立場でいらっしゃいますが、常に謙虚で部下想い。爽快な印象の藤波様。
中小機構と連携する背景や目的とは
<藤波様>創業者が常に言い続けているのは、「中小企業を応援しましょう。」です。これは当社の社是にもなっています。現社長も「出展される方すべてを分け隔てなく大切にしなさい。」と私たちにも口酸っぱく言っています。NIPPON MONO ICHIのブースは、いろいろな企業さんに出展していただきやすいように、例えば10コマの中に20社といったスケールをご用意しているのですが、それも創業者の想いからきています。こういった対応を中小機構さんが喜んでくれるのは嬉しい限りです。支援企業の方も出やすければトライしやすいでしょうし、継続もしやすいと思います。
<来間様>実際に中小機構さんのブースで出展していた方が単独でご出展される例もありますしね。
<藤波様>出展を通じて成長していくと、今度は自分の色を出したくなりますよね。自分のお金で全リスクを負って装飾もする。そういう企業さんが出てくれば、NIPPON MONO ICHIにはまた新しい予備軍の方々が出展できます。NIPPON MONO ICHIを卒業されて一人歩きできる企業さんが出てくるということは、中小機構さんにとっても“育成”という意味で理念に合っているのではないでしょうか。
また、当社は中小機構さんの地域活性化パートナーですが、地域活性化パートナーを対象とした交流会に出ますと、通常、直接コンタクトが取れないような方でもお互いが中小機構さんのパートナーということで、身構えることなくお話することができます。そこで新たな連携が生まれ、中小機構さんがおこなっている他の取り組みにご一緒させていただいたり、合同イベントが実現した例もあります。中小機構さんを通じて地域連携パートナー企業の方々と知り合えて、新たな試みにチャレンジできるのはありがたいことですし、私たちもとても助かっています。
『LIFE×DESIGN』を担当し、ギフト・ショーの新しい展開に手ごたえを感じている様子の来間様。物静かな語り口に実直さと誠実さがにじみ出ます。
ギフト・ショーへの出展をご検討されている方へ
<来間様>何でも気兼ねなく主催者に相談していただけると嬉しいです。「名刺は何枚用意すれば良いですか?」といった細かな質問から「どういうエリアに出たら一番効果がありそうですか?」といった質問まで、気になることがあれば何でも聞いてください。
<藤波様>私どもとして一番つらいのは、何のご相談もいただかないまま「ギフト・ショーに出てみたけど結果がダメだった。だからもう出展しない。」となることです。こうなると本当に申し訳ないと思います。私たちのように展示会の主催者が外部に委託せず、お声掛けから来場誘致、現場まで一貫しておこなっている企業は少ないと思います。私たちはその出展社さんと二人三脚で展示会を開催するべきであると考えています。
私たちの社名はそのものズバリ“ビジネスをガイドする会社”として名付けられました。出展に関して聞きづらいということなどありません。規模は大きくなったかもしれませんが、普遍的なのは創業者の信念。出展社と共に展示会をつくり上げるのがギフト・ショーです。
■株式会社ビジネスガイド社

ビジネスガイド社は、出版と見本市の主催事業を通じて、ギフト業界を牽引しています。東京ビッグサイト全館を使用し、出展社数2,400社、来場者数約20万人の規模で開催される「東京インターナショナル・ギフト・ショー」は今回で83回(年2回開催)。日本最大規模のトレードショーです。また、出版事業・旅行事業もおこなっており、創業当事に創刊された「月刊 Gift」、その姉妹本の「月刊 Personal Gift」で紹介した情報を1冊に集約し、新装発行した「月刊 Gift premium」は、ギフト市場を広くカバーした業界ニュース、ギフトマーケットのトレンド、新商品の情報を掲載したギフト業界、流通業界の必読誌です。

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