イベント主催者(地域活性化パートナー) イベント主催者
(地域活性化パートナー)
ORGANIZER

イベント主催者

寺谷
健康な食生活を送るためには、ひと手間かけた本物の食材を口にする必要があります。地方の活性化は日本の毛細血管を健康にすることと同じです。日本の50年後100年後の健康に貢献できるという確信のもと、健全な食生活を次の世代に伝える使命を感じ、地方のメーカーさんと一緒になって安心安全な食品を提供し、「地方活性化」のために活動しています。
トレード・ショーで18年間トップを行く、五味商店の『こだわり』展示会とは
1999年9月に東京丸の内のパレスホテルで株式会社五味商店として初めての展示会を開きました。バイヤーさんからのオファーと地方のメーカーさんからの自分たちの展示会をやりたいという二つの声に押されて開催した展示会でしたが、そこには食品業界自体が求めている価値や機能がありました。
ところで、その時に困ったのが展示会のネーミング。悩みに悩んで結局答えが出せず、自分達の取り扱う商品について考えた時に、「出展者さんがどれほど原料にこだわっているか、製造方法にこだわってるか。」ということから、展示会で初めて『こだわり』という言葉を使いました。
その展示会が評判になって、「面白い展示会があるよ。」という噂が日本セルフ・サービス協会(現:新日本スーパーマーケット協会)の耳に入り、スーパーマーケット・トレード・ショーに招聘されたのが2000年3月のことでした。大規模な展示会を前にして僕たちは右も左もわからない。あるのは「商品力」だけでした。その時に考えたのは「見に来られるのは100%バイヤーさん。ならばバイヤーさんに喜んでもらえるような展示をしよう。」ということ。そこで、食品スーパーと同じような配置を考え、試食も用意し、バイヤーさん目線の展示会であることが伝わるように準備しました。この手法は今でも他のブースとの決定的な違いとなっています。
トレード・ショーは今年で18回目の出展となりましたが、ずっとナンバーワンのブースを維持しているのも、「誰に見ていただくか」を明確にしているからこそだと思っています。そして、僕達の基本的な考え方や活動によって世の中を変えることができるということを肌で感じています。
集団の力で大手と共存
僕は自分達を「鰯の集団」と言っているのですが、集団の力というのはとても大きくて、鯨(大手メーカー)と競争することはできないけれど、共存はできる。大手ができないことを集団でおこなうことによって共存させてもらうことができるのです。僕には「流通には大手の流通から流れる商品と大手の流通から流れない商品の2つのチャネルがある」という自論がありますが、この2つのチャネルは絶対的に必要なんです。ところが、皆1つのチャネルにして大きな流れにしようとする。そうすると、どこの売り場に行っても同じものしか並ばなくなりますから、買い物してもつまらないですよね。消費者は好きなものを食べたいし、選択の自由もある。2つのチャネルがあれば、僕達のような小さな企業でも「選択」を与えることができます。そこに僕達の存在価値、存在理由があると思っています。
今や、大人気講師として各地のセミナーに引っ張りだこの寺谷(てらや)社長。穏やかでありながら凛とした佇まいに、周りを巻き込む魅力を感じます。
中小機構と連携する背景や目的とは
「官と民」が一緒になってひとつの事業を行うというのが今の基本的な構造です。民には製造するメーカーと配送する問屋と販売する小売店の「製・配・販」の横のつながりがあります。縦軸の官と民、横軸の製・配・販がうまく機能することによって、地方の中小企業が成長するための原動力になりますが、その環境を作ることができるのは行政であり、行政の最大の役割は法律です。流通業界は規制緩和が推進されたことで弱肉強食の様相を呈していますが、この事態をコントロールできるのは行政の力しか無いと僕は考えています。ですから、中小機構さんの存在は僕達にとっても大変重要です。
メーカーさんがどんなに単独で頑張っても、すぐに数字に結びつくわけではありません。どうやってステップアップしていくかが肝心です。それには営業力の強化が必須となりますが、地方のメーカーさんではなかなか難しいので、中小機構さんの支援制度を大いに活用すればいいのです。必要なのは、まず自社の課題を認知すること。そのためには精度が悪くてもいいから事業計画を作成してほしいと思っています。事業計画を作って自社の課題と立ち位置を理解した上で、首都圏に展開して販路拡大の手がかりをつかむ。中小機構さんではこの一連の支援をおこなっていますし、こういった手厚いサポートができるのは中小機構さんしかいないと思っています。

五味商店の展示会への出展をご検討されている方へ
僕達の成功事例として、売り上げを伸ばしているメーカーさんもたくさんいらっしゃいます。五味商店の1コマのブースでは足りなくなったという方もいれば、五味商店のブースに出続けられる方もいます。いずれにせよ、五味商店のブースに出ていただいたことで、売り上げが飛躍的に伸びたという結果です。展示会前のセミナーでも話をしていますが、展示会は出たあとが勝負。名刺交換した方にお礼のメールを送って反応が無ければそのまま放置という方さんも少なくないようですが、展示会とは玄関でご挨拶しているようなもの。本来は玄関を開けて中に入っていかなければならない。極端に言うと、門前払いされても中に入っていかないといけないのです。やれば必ず成果はついてきます。ヒアリングによって有益な情報を得ることも立派な成果です。バイヤーさんの意見=消費者の意見を聞くことで、商品をブラッシュアップできますから、ヒアリングの価値も認識していただきたいと思っています。
展示会に出るというより「展示会を使う」という意識で、流通をうまく利用しながら前進してください。
■株式会社五味商店

株式会社五味商店は、1931年に3月に五味寛が海苔問屋として創業し、1998年5月に総合食品部門として新会社を設立。全国各地の“こだわり商品”を勢ぞろいさせました。安全・信頼をモットーに作り手と売り手の望みをかなえ、こだわり商品を求める小売店とこだわり商品を作るメーカーとの橋渡しをしております。創造的な企業家精神と、自由で希望に満ちた理想的な活動を通し、社会と人々に貢献する企業を目指します。毎年のスーパーマーケットトレードショーで旬の情報を発信しているほか、52週計画のご提案と月刊情報誌《情報BOX》発送。毎週の注目商品をピックアップします。

地域活性化パートナーに戻る